Tekoya Baseのブログ

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先物取引の「売り」から入るってどうゆうこと?

お疲れ様です。ボブです。
今回は、先物取引で独特と思われる「売り」で取引を始めるということを私なりに語りたいと思います。


現物取引の株取引では、1株~1,000株単位で、「買い」から入ってその株を預けながら、ある時期に「売り」で手仕舞いして、買いと売りの差額を得たり、損失を払ったりします。日経225先物や株信用取引でも同様ですが、先物取引では、「買い」からも「売り」からも始められます。ということは、「買い」だけだと将来的に買いの値位置よりも「売り」時に上昇相場でないと利益にならないですが、下降相場でも利益が得られるのが「売り」から入るうまみです。
どうゆう事かというと、考え方としてこう考えてください。先物取引でいう「売り」も「買い」もその権利を証拠金というある決められた額で得て、現相場に参入したということです。
「売り」から入った場合(売建ち)は、いわば、「売り」で入った値位置でその対象商品をそれが手元にないのに売りますと取引所と契約したのと同じです。商売と同じですから、その後に如何に安く仕入れるかですよね。更に「先物」ですから最長1年先の期限(17年10月限とか)で、相場で安くなる時点を待って反対に「買い」を出して(疑似的に対象商品を仕入れて差し出して)差額利益を得るのです。ですから、下降相場でも利益が得られるという仕組みです。
1年間や半年間、「売建ち」や「買建ち」を放置される方は少ないとは思いますが、相場には波があるので、それに合わせて、天井圏から「売建ち」して「底値圏」で「買い」で相殺(買戻し)して利益を得たり、底から「買建ち」して天井圏で「売り」で手仕舞うのが王道ということになります。
「売り」から入ることに興味を持っていただけましたでしょうか。


次回には、「売り」対「買い」の効率性について考えてみたいと思います。