Tekoya Baseのブログ

華麗なチャンスとレバレッジを日々研究し、充実した晩年を創造し続けます

商品先物取引って何?

お疲れ様です。ボブです。
初めて、ナイスをいただきました。励みになります。ありがとうございます。


さて、第3回の今回は、商品先物取引についてです。
一般的には、何かとネガティブイメージの根付いた、この商品先物市場ですが、実は「先物」という概念を実相場に取り入れたのは日本が逸早かったらしいですね。


穀物相場において、現物が収穫を見越しているある程度大規模な農家やその土地をしっきっている庄屋(昔は大臣とも言っていたようですが、、)は、半年先位の近い将来の相場価格を良い天候(≒穫高が豊富→在庫豊富→入手容易→争奪競争がない→価格が安い)が予想される場合に先物を売っておいたり、天候不順が予想される(≒穫高が少ない→在庫が少ない→入手容易でない→争奪競争が起きる→価格上昇が起きる)から先物を買っておいたりするという、体裁よく言えば、価格を長いスパン見た場合に安定させる役目がある仕組み(いきなりおまんま食えなくならないように)を取り入れたのは素晴らしい先人達の知恵なんです。(歴史認識が浅くて申し訳ありませんが、深堀りしたい方はネットで探ってくださいませ。)
現在では、穀物、金属、石油関連、ゴム等といった代表的な銘柄を、商社やファンド、そして一般投資家達(玄人さんや素人さんら)が参加して、日夜、鍔(つば)競り合いを演じております。(私の知りえる25年前辺りから比較したら、大分、怪しい取引員は姿を消して、一定の公正さや秩序が保たれているように感じます。)
そして、現在でも先物の概念は昔も今も基本的には変わらず、対象物の人気や世の中に在庫が多いか少ないかで値段が動いているんです。


個人的には全銘柄を対象に取引しているわけではありませんが、それぞれの銘柄毎に、独特な動きをしますので、何が一概に取り組み易いと言えないと思います。(個々に思い入れや好き嫌いがありますので、、)
また、これがなかなかややこしいのですが、世界的に大きな政治絡みのイベントや突発的な天変地異で相場が大きく動くことがあります。
皆さんもご存知の先のイギリスのEU離脱の国民投票結果では、久しぶりに大きな思惑の大波乱な展開でした。ライブで相場を見ていましたが、ある銘柄は恐ろしい程上下していました。ですが、終わってみれば、値位置は結果発表前にほぼ戻っていたのでした。(チャンチャン)


このように見ていくと確かに心臓の弱い人やどうしてもリスクを取れない方には勧められませんが、先物の概念や仕組みをよく理解・認識し、惑わされない確かな情報と有効な手法を機会を逃さず駆使すれば、50倍から5000倍という大きなリターンを得ることができる、素晴らしい投資であることを後々確信していただけると思います。


次回は、誰もがまず考える、リスクについて考えてみたいと思います。それではまた!